私のお金を返してー!その1 地下銀行!?ウェスタンユニオンとの出会い☆☆☆

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Western Union(ウエスタン ユニオン)という銀行のようだけれど、銀行ではないらしい店舗がフィリピンの街角を歩いているとよく見かけることがありました。結構、利用者がいるように見えました。

まぁ、銀行に似ているけれど、自分の持っている国際キャッシュカードが使える場所ではないようだから、自分には一生縁がなさそうだと思っていました。

どうやら国際送金を主に行う会社らしく、銀行口座を持っている人が少ないフィリピン人にはよく利用されているようでした。出稼ぎ文化のフィリピンでは海外で働いた人がフィリピンの家族に送金することが多いのでしょう。
地下銀行的な…。

まぁ兎にも角にも、自分には縁がないと思い込んでいました。

フィリピンでの最初の3ヶ月の英語留学の後、ニューヨークに鍼灸大学の下見兼、語学学校入学で滞在していました。

語学学校は大学の提携の学校で、入学したい場合は多少、TOEFLの点数が足りなくてもTOEFLクラスに3ヶ月在籍することで入学許可が下りるという提携制度のある学校でした。

ニューヨークの鍼灸大学は悪い雰囲気の学校ではなかったけれど、学費が非常に高く入学することは非常に迷っていました。

迷ってはいたけれど、入学のための希望はつないでおきたかったので、語学学校の校長、ボニータに「あなたには少し難しいかも…」と言われながらも、TOEFLクラスに入るための選考テストを受けました。

結果はギリギリ通過でした。
校長は「あなたには少し難しいクラスだと思う。でも合格はしているので、あなたの判断に任せます。大変なことは覚悟してください」とのことでした。

まぁ、やってみないと分からない、何より大学行きの切符はまだ失いたくないと思っていました。

いざ、授業に出席すると、渡されたテキストがさっぱり分からない。やはり難しい。あまり笑わない男性の先生のブラックジョークはイマイチ笑えない。クラスメイトは既にちゃんと英語しゃべれてるというプレッシャー。。。

クラスは8人ほどしかいなくて、しょっちゅう指名されて、答えられないと冷たーい空気がただ流れる。。。

クラスメイトはコロンビア人、台湾人、イラン人、ウズベキスタン人、韓国人、日本人、フランス人がいました。
英語が喋れなさすぎる私は休み時間にクラスメイトにアドバイスを受けたり、励まされたりしていました。
担任の先生は常に能面のようで厳しいけれど、情けがない訳ではない。
がんばろうと思っていた矢先に、担任が休み、代行の先生の日の授業。

これがまた容赦ない。生理前でアタマ真っ白、何も考えられん!となり、そのまま、ボニータのところに相談に行きました。

相談に行ったら、また心と体が弱りすぎているせいで、急に涙がポロポロ溢れ出てきて、ノックアウト。

「今日はもう帰りなさい」と言われ、翌日、校長ボニータのところに行き、情けないけれど、元の一般クラスに戻ることになりました。まぁ私には少しレベルが高かった。でもチャレンジすることに意義はあったはずだ!ということで、ヨシとする。
良かった良かった。

という風に、世の中は簡単ではなくて、ここからが本当のスタートでした。

TOEFLクラスに入るために払った授業料の差額を返してほしい!ということになりました。これは私がワガママを言っているのではなく、権利としてあることなのです。クーリングオフのような制度です。学校に入学した時に渡される資料にも挟まっています。『ニューヨーク市公認の学校では、生徒には返金してもらえる権利がありますよ』と。

その日から、毎日のように今度は校長に返金の催促に行く日々が始まりました。

何故なのか、返金というのはスムーズに行かないという決まりでもあるのか、相談に行くと「木曜日に」とか「来週に」と言われ、なかなか返してもらえない。

そうこうしている間に、ニューヨークのことがあまり好きになれないと思い、ニューヨークの大学に行くこともないだろうと思い、3ヶ月の学費を払っていたけれど、2か月に短縮してほしいと相談に行くようになり、それもなかなか応じてもらえず、しょっちゅう校長を探すことになり…。

しかし決まりは決まりなので、返してくれることは確かだということになり…。

返してくれるということになってもなかなかお金は渡してもらえず、いつよいつよ…と思っていたら、とうとう返金してくれると言う。

で、喜び勇んで受け取りに行くと、なんと小切手!!
何度か仕事で見たことはあるけれど、これを換金したことは日本でもナイ!!

しかしながら、受け取ってしまったからにはこのまま日本に持って帰ってもタダの紙切れ。
校長は小切手のところに書いてある銀行に行けば、お金は貰えると言う。

現金でくださいよ!ボニータ!なんでやねん?と思いつつも、キャッシュで!とは言えない最後の押しが弱い日本人。。。

やむを得ず、銀行の場所を調べて行ってみると、明らかにあやしい東洋人キターーー!!みたいな顔をされ、小切手を出すと、「この国に銀行口座は持っているのか?金は口座に振り込まれる」。答えは「ノーーーーー!!」。
観光ビザで入ってきたお試し語学留学の人間がわざわざアメリカに銀行口座は作らないでしょう!

学校に行き、ボニータに事情を話すと、非情にもやはり「この方法でしか金は返せん!」という。

仕方ないので、支店を変えて、再度、銀行へ。
そうすると、また「アメリカに銀行口座はあるのか?」から始まり、「No」と言うしかないという状況…。
しかし、そこに一筋の光あり!
「向こうに立っている案内の男性に、ちょっと聞いてみて」と窓口のお姉さんが言う。
これこれこうで、口座もないし、お金欲しいし、困ってるんですと伝えると、「ウェスタンユニオンは知ってるか?」と。
「ん!?(聞いたことあるような気もするけど…)知らんです」と答えると、「この道を真っすぐ行って2ブロック目で右に曲がるとあるので行ってみろ。換金できるかもしれん。でも絶対ではない」とのこと。

とりあえず、他に思い当たる方法もなく、行ってみることに…。

すると、そこで気が付きました。「Western Unionね!!」フィリピンでよく見たところ!!
入ると南米人ぽい利用者が数名おり、向こうにガラス張りの窓口。

「あのー、この紙をお金に換えることはできる?」と、これまた南米人ぽい窓口担当者に聞くと、
「ちょっと待って…」その間、よく見る。「これ、どこで手に入れた?」と聞かれ、
「学校を途中でやめたから、校長先生が返金してくれた」
「ちょっと時間がかかるから、またちょっと待て。向こうで待ってて」と。

そして数分。なななんと!!
換金できました。手数料はかかりましたが、日本にそのまま持って帰っていたら紙切れになっていた小切手が現金化!

素晴らしいウェスタンユニオン!!どんな仕組みで、小切手がお金になったのか、正直よくわからないけれど、よかったよかったよかった!!
こんなところで、お世話になるとは!
その後、もう一度、換金した時もスムーズに換金してもらえました。
あんまり日本人は行かないですよね。

そこで、ウェスタンユニオンとはお別れ、もう二度とお世話になることはあるまいと思っていたら、オランダに旅行に行ったときに、オーストラリアドルをユーロに変えたいと思い、こういうことは地元の人よりも、季節労働者に聞いた方がいいと思いつき、工事現場の、これまた南米系のお兄さんに「お金を両替したいのだけれど…どこか知ってる?」と聞くと、
「ウェスタンユニオンって知ってるか?」とのこと。

世界のあちこちで便利なウエスタンユニオン。海外長旅に行くまで、知らなかったです。
日本にもあるのかな?と調べたら、ありました。
日本だとチケットとかを扱っている大黒屋がウエスタンユニオンの代理店(!?)をしているようです。
なんとなく、分かる気がする…。。。

そして、長らくウェスタンユニオンはあやしい地下銀行なのか?と思っていましたが、きちんとアメリカに本社のある会社だと後で知りました。

いい会社です。少なくとも私にとっては。。

~2015年7月 ニューヨークでの出来事~

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コメント

  • まだウェスタンユニオンは使ったことがないなあ。
    うちのまわりには、南米への送金専門店はたっくさんあります。
    労働者の味方なのね。

    by Aya 2016-09-16 11:53 AM

    • わ!初コメント!びっくり!ありがとうございます!
      バリバリのニューヨーカーもウェスタンユニオンは使ったことないのね!って、普通、銀行口座を持ってれば、使わないものね(汗)
      良い経験でした^^今思えば。。。

      by May_Hirata 2016-09-16 4:08 PM

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